とある日の成歩堂法律事務所

「そういえば真宵ちゃんは将来,何になりたいの?」

「私?う~ん・・・。今は家元だし特に職業は思いつかないかな。」

「真宵様も家元ですから殿方とご結婚をして子供を産まなきゃいけないんです。」

「へぇ・・・。そんなもんなんだ。それってお見合いとか?」

「うん,そうだよ。自分の意思で結婚してもいいんだけどね。誰もいない場合はお見合いで決めるの。」

「真宵様にはなるほど君がいらっしゃいますからお見合いなど必要ありません!」

「春美ちゃん・・・・いきなり対称にいれるのはやめてね。」

とある日の成歩堂法律事務所

 

「成歩堂だってもうそろそろ結婚しててもいい年頃なんだぞ。」

「うわっ!御剣!?いつの間に・・・・ってお前も同じ年だろ!?」

「私は仕事の生きるのだよ。」

「御剣検事,冥ちゃんは?」

「冥も同じ,仕事に生きるタイプだろう。」

((それはどうだか・・・・))

「そういえば真宵君。君はこの前の事件も被害者になっていたが・・・・。」

「この前?あぁ,葉桜院の事件ですか?」

「うム。真宵君,留置所に入ったのは何回目だ?」

「・・・えっと・・・お姉ちゃんの事件とあの法廷侮辱罪の件とおばさんの事件かな?」

「もはや真宵ちゃんの本業が被害者,または容疑者になってるね・・・」

「うっ・・・。な,なるほど君は!?」

「僕は一回しかないよ。千尋さんのあの事件しか。」

「何を言ってるの?なるほど君。」

「ち,千尋さん!?」

「お姉ちゃん!ハミちゃんの中に入ったんだぁ!」

「ふふ,そうよ。それはそうと,なるほど君・・・。あなた一度しか留置所に入ったことないの?」

「い,いや・・・。それはぁ・・・・・・」

「何!?お姉ちゃん,なるほど君って何したの!?」

「なるほど君は,まだ弁護士になる前ね・・・」

「うわわわわ!!千尋さん!それはちょっと・・!」

「ム。まさか成歩堂。本当なのか!?」

「えぇ!?何で!?」

「ふふ。なるほど君にとっては忘れたい過去なのよ。」

「ち,千尋さん・・・・・泣」

「あ,なるほどくーん!?・・・押入れに入っちゃった。」

「ム。そろそろ仕事に戻らねば。失礼する。」

「お前は何しに来たんだよ!?」

「あ,なるほど君出てきた。」

「まぁいつか話すわ。じゃぁそろそろ行くわね。」

「うん。バイバーイ。」

「はぁ・・・・参ったなぁ・・・。」

「まぁ,真宵様。千尋様とお話できましたか?」

「うん。ありがとう,ハミちゃん!」

「あ,春美ちゃん。おかえり。」

「あ,なるほど君!何よ,忘れたい過去って!!」

「い,いいんだよ!忘れよう!」

「まぁ,なるほど君!愛しい人に隠し事はよくないですよ!!」

((また始まった・・・・))

 

 

ギャグ系。

ちなみに忘れたい過去とはあの千尋さんの第2回目の法廷で扱ったあの事件ですw

 

 

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